【キックオフセミナーふりかえり】
3年目を迎えたまちしごとファクトリー2017、今年のキックオフセミナーは岡山・西粟倉村から㈱エーゼロの牧さんをメインゲストに迎え、さらに県内でのまちしごとを実践している神山町フードハブ・プロジェクトの真鍋太一さん、白桃薫さん、さらにこのプロジェクト創設時から関わって頂いている三好市の㈱オウライの西崎健人さんを加えたパネルディスカッション、という形で行いました。 まずは、牧さんによる基調講演。西粟倉と言えば、岡山県と鳥取県の県境域といういわば「秘境」とも言えそうな地域で様々な取り組みを通じて全国的に知られています。その発信源とも言えるのが牧大介さん。もともとコンサルタントとして日本全国を回る中で、実際にやってみようという感覚が芽生えたという。さらに全国をまわる中で地域それぞれの個性のようなものも見えてくる。西粟倉は場所こそ“奥地”ではあるが、街道が通っていたりすることから農山村の中では比較的開けた地域という印象だったという。そこでのビジネスはまずはエコツーリズムから。小さな取り組みの経験を通じてノウハウを蓄積しながら現在の多角的な取り組み、さらには